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文献詳細

雑誌文献

病院59巻1号

2000年01月発行

文献概要

病院管理フォーラム 経営管理—職員活性化の歩み・4

看護部がかわったわけ

著者: 日根野谷勢津子1

所属機関: 1総合病院坂出市立病院

ページ範囲:P.52 - P.53

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 自治省から「廃止勧告」を受けた1991年当時,当院には暗くて重苦しい空気が充満し,職員には「どうにもならない」という諦めと「なんとかしなければ」という危機感とが交錯していた.しかし,再建に向けての明確な運営方針が示されることもなく,職員の問題意識は次第に薄れ,諦めは増大した.その結果,病院組織そのものの活気が失せ,身動きがとれなくなっていた.
 しかし,同年9月に院長が交代し院内の改革が始まった.新院長の「坂出市民の病院を潰してはならない」という熱意,破天荒な発想,そして零細企業のオヤジさんのような経営手腕に刺激され,職員の意識は覚醒し,病院全体が動きだしたのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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