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文献詳細

雑誌文献

病院59巻7号

2000年07月発行

文献概要

特別寄稿 実践から病院情報システムの功罪とそのあり方を考える

5.データ利用は二つの顔を持つ(その2)

著者: 田原孝123 日月裕4

所属機関: 1日本診療録管理学会 2日本診療情報管理機構 3日本福祉大学 4市立豊中病院麻酔科集中治療部

ページ範囲:P.601 - P.605

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 前回は,情報システムのデータを活用するには「非定型的データ分析」と「定型的データ分析」の二つの形があることを述べた.
 前者は直面する問題に対して様々なデータや複数のデータベースを既存の情報システムから流用し,試行錯誤の解析のうえ,適切な問題解決の方法を見いだし対応することが特徴である.後者はデータ活用の目的,解析方法,収集方法などがシステム構築の最初から具体化されており,それに沿ってデータベースが構築され,運用される.したがって一般的には一定期間のフィールドワークやテストバッテリー,および非定型的データ分析を経てシステムとして構築される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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