icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院59巻8号

2000年08月発行

文献概要

Principle 病院経営・20

病診連携の枠組み(1)

著者: 谷田一久1

所属機関: 1広島国際大学医療福祉学部医療経営学科

ページ範囲:P.716 - P.717

文献購入ページに移動
 最近,地方都市の中核的な病院の経営陣と懇談する機会が幾度とあった.今回の医療法改正の目玉である急性期病院加算や急性期特定病院加算をどのように考えればよいか,自分の病院はそれら加算を積極的にとりにいくことがよい選択かどうかといった内容が話題の中心となった.
 紹介率,在院日数,入院外来患者数比率の3点セットを一度に満たすことが現実的であるとは思えないところに彼ら病院経営陣の苦悩が存在するようである.在院日数については,近年の在院日数短縮化の流れに乗って,急性期医療を指向する病院であればだいたいの病院が20日前後の平均在院日数を達成しているようである.問題は紹介率と入院外来患者数比率である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら