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特集 検証 平成12年診療報酬改定
文献概要
平成12年診療報酬改定は,去る3月1日の中央社会保険医療協議会(中医協)への諮問,3月3日の答申を経て,4月1日から実施された.今回の改定率は1.9%(医科2.0%,歯科2.0%,調剤0.8%)であるが,薬価および保険医療材料価格の改定▲1.7%があり,実質改定率は0.2%にとどまっている.しかし,小さい改定率の割には,診療報酬体系の見直しを含む大きな改定内容であったことは周知のとおりである.
改定の主な内容は,大病院の紹介外来の推進,入院基本料の新設,小児医療の充実,急性期入院医療の質の向上,回復期リハビリテーションの充実,長期療養患者への必要な医療の確保,老人の慢性期入院医療における包括化の拡大,手術料の体系的な見直し,診療録管理体制の評価などとなっており,政策的な色彩の濃い改定となった.
改定の主な内容は,大病院の紹介外来の推進,入院基本料の新設,小児医療の充実,急性期入院医療の質の向上,回復期リハビリテーションの充実,長期療養患者への必要な医療の確保,老人の慢性期入院医療における包括化の拡大,手術料の体系的な見直し,診療録管理体制の評価などとなっており,政策的な色彩の濃い改定となった.
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