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文献詳細

雑誌文献

病院6巻1号

1952年01月発行

文献概要

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アメリカでの見聞(5)

著者: 尾村偉久1

所属機関: 1厚生省國立療養所

ページ範囲:P.7 - P.12

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 向うの國立病院に當るフエデラルの職階職給表ですが,向うではこういうふうに分けています。ます連邦の公務員の月給の分け方がCPSという日本のいわゆる雇傭人給,これが1號から10號までそれからGSというのが1號から18號まで,一番上は1萬4千ドルでこれより上らない。これが最高級官吏で,普通公務員に適用されるものの最高。CPSの雇傭人給の最低は年俸1,510ドル,これが1年目で毎年少しづつ上つて來まして7年目に1,870ドルになり,大體2割増まで達することができる。これから上に上るためには1號から2號に上らなければならぬ。これは別な試驗制度によつて職給が變らなければなれないので7年かつて2割増のところまでゆくと,もう上らないというわけです。職階の方はどうかと言いますと,3つの種類になりまして,一番初めはCPS,これ自身をそのまま職階の方の一般雇傭人に取つております。もう一つSPというのがあります。ことに連邦政府の病院の方にはSPが非常に多いのですが,これはいわゆる特殊な技術者検査室の技術者とかレントゲンの技術者というようなものでこれが1號から8號まで分れております。このSPの1號というのはどこに當るかと言うとGSの1,初任給2,200ドルに當る。SPの8になつた人はGSの7番目に當るという組合せになつております。もう一つはCAF,これは事務官であります。Clerkal Accountal Fina-nce。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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