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文献詳細

雑誌文献

病院60巻11号

2001年11月発行

文献概要

特集 社会保障改革と病院

【座談会】病院医療における受益者負担を巡って

著者: 福田浩三1 武弘道2 三上裕司3 大道久4

所属機関: 1日本病院会 2前鹿児島市立病院 3医療法人三上会総合病院東香里病院 4日本大学医学部医療管理学教室

ページ範囲:P.956 - P.963

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 大道(司会)近年,医療における制度改革論議が大変盛んで,とりわけ小泉内閣になってから,財政主導の医療改革がはっきりしてきました.骨太の方針,聖域なき構造改革ということで,医療,あるいは社会保障を含む新しい改革の方向が示されています.そういう中で医療については,医療を受けるという直接的な便益がある患者さんに一定の負担をお願いしたらどうかという趣旨の議論があります.本日は,その幾つかの論点について,ご意見をいただきたいと思います.
 最初に,自己紹介を兼ねて簡略にご自身の病院の概要などをお話いただき,その上で本日のテーマの極めて重要なキーワードである混合診療について,是非を論じていただきたいと思います.まずは福田先生からお願いいたします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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