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文献概要
特集 病院と資金調達
わが国の病院における新たな資金調達の可能性
著者: 松原由美1
所属機関: 1株式会社明治生命フィナンシュアランス研究所
ページ範囲:P.212 - P.218
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本稿では,民間病院の中でも,持ち分の定めのある医療法人(個人立病院も含む)の新たな資金調達の可能性について検討する.
持ち分の定めのある医療法人を対象とする理由は,わが国の病院の大半が持ち分の定めがあり,医療供給の中核を占めているにもかかわらず,公民格差があるだけでなく,民民格差の問題を内包し,競争条件が異なるまま同じ土俵に立たされ,このため資金調達面においても,最も課題を抱えている病院層だからである.
本稿では,民間病院の中でも,持ち分の定めのある医療法人(個人立病院も含む)の新たな資金調達の可能性について検討する.
持ち分の定めのある医療法人を対象とする理由は,わが国の病院の大半が持ち分の定めがあり,医療供給の中核を占めているにもかかわらず,公民格差があるだけでなく,民民格差の問題を内包し,競争条件が異なるまま同じ土俵に立たされ,このため資金調達面においても,最も課題を抱えている病院層だからである.
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