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救急・周産期医療を軸に地域の医療を支える—京都第一赤十字病院
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ページ範囲:P.377 - P.382
文献購入ページに移動同院は昭和9年に日本赤十字社京都支部病院として開設.第二次世界大戦後は建物を進駐軍に一時接収され,移転を余儀なくされていたが,昭和30年に接収が解かれ洛南の地での診療を再開し現在に至っている.開院以来,赤十字社の「人道と奉仕の精神」に則って最先端の高度医療を提供するだけでなく,早くより健診センターを設置(昭和49年)し,2次予防にも努めるなど,文字どおり地域の中核病院として地域住民の健康を支え続けてきた同院だが,建物の老朽化・狭隘化が深刻になり,平成8年より本館の新改築工事に着手することとなった.改築工事は従来の診療業務と併行する形で実施され,平成12年3月,2期4年間にわたる工事は竣工した.
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