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文献詳細

雑誌文献

病院60巻7号

2001年07月発行

文献概要

特別寄稿

臨床医の立場からみた公立病院の理念・1

著者: 遠藤和郎1

所属機関: 1沖縄県立中部病院内科

ページ範囲:P.613 - P.617

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 初めに,読者の方々にお断りしなければならないことがあります.筆者は卒後15年目,公務員医師生活11年目の医師です.民間病院では,40歳台の院長はそれほど珍しくない昨今だが,公務員の筆者は,医長という肩書きはついたが管理職ではない.一般に「病院の理念」についての著作は病院長または事務部長によるものが多い.なぜ,筆者が理念について語ることになったかは本文に譲るとして,管理職の責務,苦労,そして真の喜びを実体験していない者の著述であることを述べておく必要がある.したがって,諸先輩方からはご批判をいただくことが少なからずあることを承知の上で書かせていただいた.しかし現在管理職に就いている皆さんも,10年あるいは20年前は多くの時間を臨床現場に費やしていた方々であろう.その時の感覚を,もう一度思い起こしていただければ幸いである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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