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文献詳細

雑誌文献

病院61巻11号

2002年11月発行

文献概要

特集 院内機能の分散化の動き

院内の診療機能の分散化—看護部門の分散化

著者: 川合政恵1

所属機関: 1島根県立中央病院看護局

ページ範囲:P.874 - P.877

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 21世紀の医療「患者本位の医療」の動きが医療界全体で始まりだした.病院は医療を受ける人のためにあるのであり,患者さんの目線から見た医療をどのように実現していくのか,病院機能の変革が迫られている.
 島根県立中央病院では1992年から新病院建設計画に着手し,「医療の主人公は患者さんである」とする医療理念を具現化した病院機能を構築し,病院建築では「患者さんへの癒しの環境」をテーマとしたデザインを表した.徹底して「患者さんが医療の主人公である」病院づくりを追求し,医療の提供体制や病院機能に,そして病院建築に組み込んだ.その核となるのが,患者本位の医療システムとして構築した電子カルテシステム—病院統合情報システム(Integrated Intelligent Manage—ment System)である.21世紀の新しい医療スタイルを先取りし,1999年8月1日,全国に先駆けて導入した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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