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文献詳細

雑誌文献

病院61巻11号

2002年11月発行

文献概要

レポート

集中治療室に入室した患者の社会的問題へのアプローチ

著者: 平原隆子1 浦田麻衣子1 榎本久美子1

所属機関: 1日本医科大学付属病院集中治療室

ページ範囲:P.902 - P.905

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 虚血性心疾患などで集中治療室に入室した患者は,突然社会や家族から隔離され治療を受ける.身体的な苦痛とともに,社会的および家庭的役割を担ってきた患者にとっての不安は計り知れないものがある.
 集中治療室入室後は,社会的背景が見えにくいが,家庭や職場のことが気になり治療に専念できない患者に出会うことが多い.また,不穏など精神症状を呈する患者から「仕事にいかなければ」などの言葉が聞かれることもあり,根底にこのような不安があるためではないかと感じることがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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