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医療を支えるファシリティマネジメント7話・7(最終回)
文献概要
看護の神様フローレンス・ナイチンゲールは建築家だったと筆者は考えています.彼女の「看護覚え書」の第一章は「換気と保温」,第二章は「住居の健康」だということをご存知ですか?健康を保つのに環境と建築がいかに大切であるかを次のように主張してくれました.
「病気につきもので避けられないと一般に考えられている症状や苦痛などが,実は病気の症状などでは決してなく,新鮮な空気とか陽光,暖かさ,静けさ,清潔さなどが欠けていることから生じる症状であることが非常に多い.看護とは患者の生命力の消耗を最小にするように,このような環境を整えることを意味すべきである」1).
「病気につきもので避けられないと一般に考えられている症状や苦痛などが,実は病気の症状などでは決してなく,新鮮な空気とか陽光,暖かさ,静けさ,清潔さなどが欠けていることから生じる症状であることが非常に多い.看護とは患者の生命力の消耗を最小にするように,このような環境を整えることを意味すべきである」1).
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