文献詳細
文献概要
レポート
英国にみるホスピス・緩和ケアプログラム—セント・クリストファー・ホスピス見学から見えてきたもの(上)
著者: 近藤克則1 篠田道子1 樋口京子2 荒尾晴恵3 野間口千香穂4
所属機関: 1日本福祉大学社会福祉学部 2岐阜大学医学部看護学科 3兵庫県立看護大学 4聖路加看護大学大学院
ページ範囲:P.232 - P.237
文献購入ページに移動それぞれ歴史・特徴の異なる三つのホスピスに見学を申し入れたのは,ホスピスによる違いが相当あると予想していたからであった.しかし,実際にホスピスを見学してみて,強く印象に残ったのは,ホスピス間の違いではなくむしろ共通性であった.「ホスピスは建物や場所よりも,むしろケアの哲学。原理(philosophy)を意味する」1,4)ものとして,まさに共通する「哲学・原理」に支えられていた.
掲載誌情報