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文献概要
特集 学卒看護師の課題
看護大学の展望
著者: 新道幸惠12
所属機関: 1日本看護系大学協議会 2青森県立保健大学
ページ範囲:P.278 - P.282
文献購入ページに移動 看護教育を行っている大学は,1952年高知女子大学の家政学部において看護教育が開始されて以来,1991年までは11校にとどまり,看護関係者の「看護教育は大学において」という熱い思いからの努力もなかなか実を結ばなかった.しかし,1992年以降今日までの約10年間に看護系の大学は急激に増加し,2002年4月の新設校を加えると100校を超えることとなる(図1).
この急増には,少子高齢化,医療・医学の進歩,量から質への価値観の転換などの社会状況が,高度で質の高い看護への需要を高めてきたという背景が考えられる.また,大学全入時代が間近といわれるほどに大学進学率が上昇したことも影響しているであろう.
この急増には,少子高齢化,医療・医学の進歩,量から質への価値観の転換などの社会状況が,高度で質の高い看護への需要を高めてきたという背景が考えられる.また,大学全入時代が間近といわれるほどに大学進学率が上昇したことも影響しているであろう.
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