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文献詳細

雑誌文献

病院61巻8号

2002年08月発行

文献概要

特集 年功給は崩せるか

病院経営と能率給—地方公営企業法一部適用の公立病院の場合

著者: 瀬川昂生1

所属機関: 1豊橋市民病院

ページ範囲:P.626 - P.629

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 これまで民間企業でも安定した終身雇用と年功序列制度が一般的であったわが国の雇用システムは崩れ,現在急速に変わりつつある.多くの企業では従来の年功序列型から欧米で採用されている能力,実力主義へと移行しており,これまで以上に能力や実力が問われる時代になってきている.医療においても効率性と経済性が強く求められるようになった結果,これまでは雇用システムが問題となることが少なかった病院においても能力,実力主義の波は確実に押し寄せている.
 的確な評価による給与システムの体系づくりは,職員の勤労意欲を高める原動力になり病院を活性化することになる.また,この問題を検討することによって最終的には病院の収益管理,部門別原価計算などの経営戦略策定のために有効な資料を得ることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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