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文献詳細

雑誌文献

病院62巻5号

2003年05月発行

特別座談会

看護職専任副院長の役割と機能

著者: 吉田三郎1 天野和雄2 広瀬チワ子34 井部俊子5

所属機関: 1羽島市 2羽島市民病院 3前羽島市民病院 4羽島市社会福祉協議会 5聖路加看護大学

ページ範囲:P.399 - P.401

文献概要

 井部 羽島市民病院では,看護職が専任で副院長を務めています.副院長を看護職が務めるケースは,今では,それほど珍しいことではなくなってきましたが,副院長として専任しているケースはあまりなく,しかも自治体立の病院であることに興味を惹かれました.さらに現在は,副院長が1人と聞きました.まずは,広瀬さんを副院長に抜擢した経緯を市長におうかがいしたいと思います.

看護職を専任副院長に

 吉田 当初は院長1人,副院長2人という体制だったのですが,昨年の6月に副院長が1人退職して,結果的に現在の副院長1人体制になったのです.看護職を副院長にした理由は,ただ単に医師の指示の下に働くというかたちではなくて,副院長として経営面に参画したほうが,病院のためになると判断したからです.特にベッドの回転率の向上には,能力を発揮してくれるだろうと思いました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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