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連載 病院管理フォーラム 看護管理=病院のDON・30
管理職のワーキングスペース
著者: 小山秀夫1
所属機関: 1国立保健医療科学院経営科学部
ページ範囲:P.490 - P.491
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次の数字は,何であろう.
局長級 18
部長次長 9
課長級 5
補佐級 2.6
係長級 1.8
一般職 1
正解は,国土交通省大臣官房庁営繕部が定めている,「新営一般庁舎面積算定基準」の「地方大官庁(局)地方ブロック単位の事務室の面積換算率」である.官庁の建物を新築する場合,最近では4m2に,この換算率によって算出された面積が標準となる.課長1人,補佐1人,係長2人,一般職22人の課であれば,33.2(5+2.6+1.8×2+22)×4=132.8m2の事務室ということになる.ただし注があり,「事務室内に定位置をもたないものは含まない」とある.こんなことまでが決まっているのは,公務員の世界だけであろう.
国公立の病院は,この基準を採用しているので,新築の県立中央病院の看護部長室は36m2(6mスパンの部屋で,最近の標準的多床室と同面積)ということになる.県立中央病院や国公立大学病院クラスの病院は,数も少ないが,最近は,看護局長という呼称も増えてきた.こうなると72(18×4)m2ということになるが,筆者はまだ見たことがない.
次の数字は,何であろう.
局長級 18
部長次長 9
課長級 5
補佐級 2.6
係長級 1.8
一般職 1
正解は,国土交通省大臣官房庁営繕部が定めている,「新営一般庁舎面積算定基準」の「地方大官庁(局)地方ブロック単位の事務室の面積換算率」である.官庁の建物を新築する場合,最近では4m2に,この換算率によって算出された面積が標準となる.課長1人,補佐1人,係長2人,一般職22人の課であれば,33.2(5+2.6+1.8×2+22)×4=132.8m2の事務室ということになる.ただし注があり,「事務室内に定位置をもたないものは含まない」とある.こんなことまでが決まっているのは,公務員の世界だけであろう.
国公立の病院は,この基準を採用しているので,新築の県立中央病院の看護部長室は36m2(6mスパンの部屋で,最近の標準的多床室と同面積)ということになる.県立中央病院や国公立大学病院クラスの病院は,数も少ないが,最近は,看護局長という呼称も増えてきた.こうなると72(18×4)m2ということになるが,筆者はまだ見たことがない.
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