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文献詳細

雑誌文献

病院62巻9号

2003年09月発行

文献概要

特集 変革を迫られる大学病院 これからの病院の医師の確保と考課

臨床研修,レジデントの充実がUターンを誘発

著者: 今井昭雄1

所属機関: 1新潟市民病院

ページ範囲:P.756 - P.757

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新潟市民病院ではどのように医師を採用しているか

 新潟市民病院は病床数724(救命救急センター32床,新生児医療センター30床を含めて一般病床706床+感染症病床18床)の市立病院で,医師126人の内訳は,表の通りである.正規定数内医師のうち69人が当院に赴任しており,残りの16人は勤務が1年以上に及んでいるので正規医師として取り扱っているが,出張派遣人事である.臨時医師は,主に1年以内のいわゆる派遣医師である.16人中13人は新潟大学からの派遣医師であり,3人は他大学医局あるいは他病院から研修に来ているものである.正規医師と臨時医師を合わせた101人中86人(85%)が新潟大学からの人事ということになる.

 このように,圧倒的に新潟大学からの供給を受けていることがわかる.このことは県内の他病院も同じ事情であり,この数字が大きいのか小さいのかは,その地方,その医療機関のもっている性格によるところである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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