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連載 日本版クリニカル・ガバナンスの確立に向けて・4(最終回)
日本で求められるクリニカル・ガバナンス
著者: 近藤克則1
所属機関: 1日本福祉大学社会福祉学部
ページ範囲:P.787 - P.790
文献購入ページに移動 本連載では,イギリスやニュージーランドにおけるクリニカル・ガバナンスの動向などが紹介されてきた.臨床の質向上を図る枠組みやプロセスをクリニカル・ガバナンスと呼べば,それは世界中で求められている.ただし,医療制度が異なれば,そのために必要な取り組みや重点となる課題は異なってくる.
そこで小論では,イギリスなどでクリニカル・ガバナンスが強調されるようになった背景をまず確認する.そのうえで,わが国の医療制度との違いに着目しながら,日本でもクリニカル・ガバナンスが求められていることを述べる.最後に,わが国の状況を踏まえた日本版クリニカル・ガバナンス確立への課題を考えたい.
そこで小論では,イギリスなどでクリニカル・ガバナンスが強調されるようになった背景をまず確認する.そのうえで,わが国の医療制度との違いに着目しながら,日本でもクリニカル・ガバナンスが求められていることを述べる.最後に,わが国の状況を踏まえた日本版クリニカル・ガバナンス確立への課題を考えたい.
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