icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院63巻10号

2004年10月発行

文献概要

特集 検証 平成16年度診療報酬改定 改定をどう受け止めたか

日本病院会

著者: 池澤康郎1

所属機関: 1中野総合病院

ページ範囲:P.820 - P.823

文献購入ページに移動
■平成14年からマイナス改定に移行

 まず平成14年4月の改定について述べよう.この時初めて,診療報酬の本体が1.3%引き下げられた.高度の技術を要する手術は前年度の件数実績と施設基準次第で手術点数が70%の減額になることもあるという方式はこの時からである.薬価改定等の1.4%と加えて,2.7%の引き下げとなった.

 次に平成14年10月に高齢患者の窓口負担が原則1割(高額所得者は2割)となり,窓口負担限度額も低所得者を除き,見直しとなった.他にもいろいろとあるが割愛する.そして平成15年度には特定機能病院でのDPC(Diagnosis Procedure Combination)実施が決められ,7月から全面実施となった.そして平成16年度を迎える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら