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連載 病院管理フォーラム
薬剤経済評価・5
文献概要
現在,わが国においてはインフルエンザウイルス感染症(インフルエンザ)に対する治療薬としては3製剤が使用可能であり,聖路加国際病院においてもその3製剤が医師の裁量によって選択ができるようになっている.
そのうち国内において経済評価が行われているのはザナミビルとオセルタミビルの2製剤であり,臨床効果および経済効果は全く拮抗している.しかし,経口剤と吸入剤という投与方法の違いから経口剤が選好され,当院では圧倒的にオセルタミビルの処方数が多い傾向にある.インフルエンザ治療の指針を作成する場合,どちらの製剤を第一選択薬として選んだらよいか,非常に難しい判断である.
そのうち国内において経済評価が行われているのはザナミビルとオセルタミビルの2製剤であり,臨床効果および経済効果は全く拮抗している.しかし,経口剤と吸入剤という投与方法の違いから経口剤が選好され,当院では圧倒的にオセルタミビルの処方数が多い傾向にある.インフルエンザ治療の指針を作成する場合,どちらの製剤を第一選択薬として選んだらよいか,非常に難しい判断である.
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