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特集 医療におけるナレッジ・マネジメント 病院の知の集積事例
ナレッジ・ベイスト・メディスン実践の「場」としてのクリニカルパス
著者: 森脇要1 飯田さよみ2
所属機関: 1国立南和歌山病院 2医療法人恵生会恵生会病院
ページ範囲:P.217 - P.221
文献購入ページに移動西田幾多郎 『働くものから見るもの』1)
クリニカルパス(クリティカルパスとも呼ばれる.以下パスと略す)は,入院患者の診療内容を経時的に示した入院診療計画表である.1985年,ボストンのニュー・イングランド医療センターの Karen Zander によってケアマップTM として開発された2).米国の一部健康保険に導入されていた DRG/PPS(診断群別包括支払い方式)の下で,診療効率の向上に寄与する手法として期待され,全米の病院に普及するに至った.
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