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文献詳細

雑誌文献

病院63巻5号

2004年05月発行

文献概要

特集 相補・代替医療へのニーズにどう対応するか 相補・代替医療の活用事例

韓国の医療システムにおける西洋医学と代替医療(韓医学)

著者: 南銀祐1

所属機関: 1韓国高神大学保健科学部

ページ範囲:P.409 - P.410

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■韓国の医療システム

 韓国は面積が9万9,274km2(日本国土の27.4%)で人口は4,727.5万人(2000年)である.宗教は仏教が27%,キリスト教が24%などで,今の元首はノ・ムヒョン氏である.1人当たりの国民所得は9,770ドル (2002年) で,OECD(経済協力開発機構)には1996年で加入した.

 東洋医学には長い伝統的裏付けがあり,東アジアの医療の中核として千年単位の歴史の積み重ねがある.韓国では,韓医学と西洋医学が医療として公式に認められ,対等に別々のシステムで医療サービスを提供する二元化体制が採用されている.韓国の国民が,これらのサービスを自由に選択し,受診できるシステムが確立されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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