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連載 病院管理フォーラム 薬剤管理指導記録・5
POS・クリニカルパス統合型記録〈実践編〉気管支喘息治療薬
著者: 宮崎美子1
所属機関: 1総合高津中央病院薬剤科
ページ範囲:P.430 - P.432
文献購入ページに移動一般的にパスを導入している医療施設において,POS はパスでのバリアンス(パスで想定された患者の標準的な経過とずれた結果)発生時の記録として利用されていることが多いが,これらのパスの特性を POS の考え方に融合することで,施設基準に見合う,完成された記録としてパスを利用できると考える.すなわち「目標管理」のパスと「問題解決」の POS の欠点を補い合い,利点を統合させたことで,標準化,効率化された,観察者の経験等による “もれ” がなく,かつ画一的でない記録が完成するのである.
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