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レポート
手術室関連医療事故防止のためのシステムアプローチへの取り組み・1―プロジェクトの発足とその概要
著者: 佐藤紀子1 眞嶋朋子2 太田祐子1
所属機関: 1東京女子医科大学看護学部 2千葉大学看護学部
ページ範囲:P.494 - P.496
文献購入ページに移動本連載では3回にわたり,本プロジェクトの活動の一部を紹介する.全国共通に使えるマニュアル作成を目指し,「胃切除術を受ける患者」を想定し,手術室に入室し退室するまでの一連の過程を,「手術前(手術室入室から執刀まで)」,「手術中(執刀から閉腹終了まで)」,「手術後(手術室退室まで)」の三つに分けて検討した.本連載においては,その中で「手術前」の部分について紹介する.第1回目は本プロジェクトの発足とその概要について述べ,第2回では実際の FMEA(failure mode and effects analysis:失敗モード影響分析法)の手順を紹介し,第3回では FMEA 手法活用について考察する.
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