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文献詳細

雑誌文献

病院63巻6号

2004年06月発行

文献概要

レポート

「女性総合診療」を開設して・2―診療体制の実際

著者: 早野智子1 福田安津子2 安井由紀3 鶴田園子4 上田暁子2 佐栁進5

所属機関: 1国立病院機構関門医療センター女性総合診療循環器内科 2国立病院機構関門医療センター女性総合診療 3国立病院機構関門医療センター女性総合診療皮膚科 4国立病院機構関門医療センター女性総合診療消化器内科 5国立病院機構関門医療センター

ページ範囲:P.498 - P.501

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 当センターの「女性総合診療」(以下,当診療)は女性のあらゆる症状を対象とする総合外来である(注1).女性の心身の訴えを理解し解決するためには,同性の女性スタッフが十分に連携して医療サービスにあたることが必要とされる.第2回の本稿では,当診療の運営についての様々な工夫を紹介する.

◆診療の流れ

 現在,多岐にわたる女性の症状・訴えに対応するため,8診療科の女性医師8名(循環器内科,産婦人科,消化器内科,代謝内科,精神神経科,耳鼻咽喉科,皮膚科,乳腺外科)が月曜から金曜まで診療を担当している.お互いの専門性を活かしながら,タイアップして診療の流れ(図1)を組み立てている.また,院内外の多くの専門科医師,各専門スタッフによるバックアップが,「女性総合診療」の医療の質をより高める大切な柱となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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