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連載 病院管理フォーラム 薬剤管理指導記録・6〔最終回〕
POS・クリニカルパス統合型記録〈実践編〉切迫早産治療薬
著者: 宮崎美子1
所属機関: 1総合高津中央病院薬剤科
ページ範囲:P.512 - P.515
文献購入ページに移動切迫早産とは「妊娠22週以降37週未満に下腹痛(10分に1回以上の陣痛),性器出血,破水などの症状に加えて,外側陣痛計で規則的な子宮収縮があり,内診では,子宮口開大,頸管展退など Bishop score の進行が認められ,早産の危険性が高いと考えられる状態」 1) と定義され,母体側,胎児側両方にその原因が考えられる.切迫早産の治療は未熟児出生の防止につながるので,原則として妊娠継続をできるだけ図るために行われる.
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