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ケースレポート
現在の医療規制を乗り越えた医療と介護のビジネスモデル―ホスピス・ナーシングホーム“クリーム”の取り組み
著者: 西山美香1 作田裕美2 松本晴美3 土井龍一4 重松靖久5 森脇睦子6 村上正哲7 野間文次郎7 森山美知子8 梯正之8
所属機関: 1広島文教女子大学人間科学部人間福祉学科 2山口大学医学部保健学科 3訪問看護ステーション「マロン」 4土井クリニック戸坂 5ホスピス・ナーシングホーム「クリーム」 6広島大学大学院保険学専攻博士課程(後期) 7広島大学大学院分子病態制御内科学 8広島大学医学部保健学科
ページ範囲:P.680 - P.683
文献購入ページに移動今回紹介する「ホスピス・ナーシングホーム (2003年11月現在,商標登録申請中)」は,病院の全病床を返還後クリニックに転換し,病棟部分を増改築して開設した「終末期および高齢者賃貸住宅」である.「この住宅が,利用者の 〔新しい住まい〕 である」という考えに基づき,同建物内の医療機関等と提携協力し,非常に近距離の在宅サービスを提供するしくみをとる.これは医療法の規制を乗り越え,自由な発想から生まれた「医療と介護の仕組み」と言える.この新しい取り組みを以下に紹介する.
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