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文献詳細

雑誌文献

病院64巻10号

2005年10月発行

文献概要

連載 Q&Aで学ぶ医療訴訟・10

刑事事件としての医療訴訟―異状死体の届出義務を例として

著者: 田邉昇12

所属機関: 1中村・平井・田邉法律事務所 2医師

ページ範囲:P.840 - P.842

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Q67歳の女性の直腸癌マイルス手術後の再発例に対して子宮全摘術を行ったところ,通常では予期できない血管脆弱部分があり,内腸骨動脈の血管損傷が生じ,術後2時間で死亡してしまいました.ミスによるものではなく,合併症であり,やむを得ない血管損傷と思いますが,警察への届け出など,どのように対応したらよろしいでしょうか.


A 異状死体の届出を必要はありません.届ける場合には,弁護士に相談してからにするべきでしょう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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