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文献詳細

雑誌文献

病院64巻11号

2005年11月発行

文献概要

グラフ

地域資源を有機的に生かした市立病院の試み 下関市立中央病院

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.865 - P.870

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下関市立中央病院は関門海峡を望む下関市の高台にある.下関市の人口は約30万人で,市立病院としては中央病院,豊田中央病院,豊浦病院の三院があるが,中央病院は市立病院として100年を越す歴史を持ち,地域拠点病院,災害拠点病院としての期待が市民から寄せられている.


患者中心の医療を目指して

 2001(平成13)年に就任した小柳信洋院長が,市民からの期待に応えるためにまず着手したのは,三種類の広報誌を作ったことであった.「職員向け」「市民向け」「開業医向け」として情報公開をした.これは必要なことだったと考えている.

 当院が今どういう状態にあり,何を考え,どこを目指そうかということを告知することが,まず患者中心の医療の第一歩だと考えたのである.

 また,着任当時からも「施設内禁煙の徹底」についても取り組んだ.これは市民サービスの一環だと考えているということである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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