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特集 医療政策の決定プロセス
患者(市民)の声の医療行政への反映―NPOと県との協働を通じて
著者: 藤田敦子1
所属機関: 1千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア
ページ範囲:P.1002 - P.1005
文献購入ページに移動2001年に,どんな病気にかかっても人生の最後を過ごす場所を自由に選び,可能にするシステムを作りたいと NPO 法人「ピュア」を設立し,千葉大学福祉環境交流センターにて火・金曜日に在宅ホスピス電話相談を行い,ほかに医療福祉職向けの在宅ケア公開講座,市民向けの在宅ホスピスケアフォーラム,患者・家族を支えるボランティア養成研修,情報誌発行などを行っている.
本稿の主題執筆にあたり,在宅緩和ケア推進に向けた NPO と千葉県との協働の取り組みについて述べ,医療を受ける側の声を医療行政へどのように反映させていくか,その参加のあり方を考えてみたい.
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