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連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第124回
みなと医療生活協同組合協立総合病院
著者: 市川健二1
所属機関: 1株式会社竹中工務店設計部
ページ範囲:P.346 - P.351
文献購入ページに移動病院の移転においては,新病院の延床面積が旧病院よりどの程度拡大できるかが重要なポイントとなる.
ところが,今回の敷地面積に対する容積を通常法規(200%)において計画すると44.1m2/床にしかならず,国公立系の半分程度しか充足できないことになる.このため,総合設計制度の活用による容積割増が計画上必須となるとともに,アウトソーシングの推進による病院機能のスリム化を図った.これにより,58m2/床(周辺施設への機能移転含む)の民間総合病院として成立した.
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