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特集 経営陣の一翼としての看護部長
看護の視点から,看護部長・副院長として病院経営にどう参画するか
著者: 向田良子1
所属機関: 1(前)埼玉県立がんセンター
ページ範囲:P.380 - P.384
文献購入ページに移動長引く経済の低迷化や低医療費政策の中にあって,病院経営は困難を極めている.自治体立病院においてもその影響は大きく,ここ数年,経営改善・経営健全化の取り組みは病院経営陣の最重要課題となっている.
筆者の勤務していた埼玉県立がんセンターは昭和50年開設した400床のがん専門病院であるが,膨れ上がった一般会計からの繰入金の削減を主目的に県立病院経営健全化計画が策定され,それを受けて全職員一体となって経営改善に取り組み,一応の成果を収めることができた.ここでは看護部長・副院長という立場で経営に参画した経緯について具体的事例を提示し,述べることにする.
筆者の勤務していた埼玉県立がんセンターは昭和50年開設した400床のがん専門病院であるが,膨れ上がった一般会計からの繰入金の削減を主目的に県立病院経営健全化計画が策定され,それを受けて全職員一体となって経営改善に取り組み,一応の成果を収めることができた.ここでは看護部長・副院長という立場で経営に参画した経緯について具体的事例を提示し,述べることにする.
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