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文献概要
特集 社会的責任(CSR)が問われる病院
赤十字病院の社会的責任
著者: 宮下正弘1
所属機関: 1秋田赤十字病院
ページ範囲:P.480 - P.484
文献購入ページに移動後藤由夫は『医学と医療―総括と展望』(文光堂,1999年)の「病院」の項で,「国民皆保険後,医療は健康保険のコントロールでどの病院でもやっていることは同じになってしまった」と述べ,「自分達の病院が何を目的に設立されたかという目標を見失い,医療の質を高め利用者にサービスすることよりも経営収支の改善を求めることが先で,時流に流され右往左往しているのが現状である」と病院界の現状を看破している.
ならば,公的病院として100年の歴史を刻んできた「赤十字病院」の創業の心が何であり,いまその理念が奈辺にあるのか,「病院の社会的責任(CSR)」を踏まえ,歴史を辿りながら考えてみたい.
ならば,公的病院として100年の歴史を刻んできた「赤十字病院」の創業の心が何であり,いまその理念が奈辺にあるのか,「病院の社会的責任(CSR)」を踏まえ,歴史を辿りながら考えてみたい.
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