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文献詳細

雑誌文献

病院64巻9号

2005年09月発行

文献概要

特集 地方分権と医療

三位一体改革と医療

著者: 中川俊男12

所属機関: 1医療法人新さっぽろ脳神経外科病院 2北海道医師会

ページ範囲:P.712 - P.716

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現在,政府が進めている地方分権は,地方にあらゆる分野での自立を厳しく迫るものである.そのための基盤整備として,市町村の「平成の大合併」,税財政改革としての「三位一体改革」,さらに国のあり方を変えるとまで言われる行政改革としての「道州制」が進められている.

 この三つが一体的に議論され,それぞれが有機的に進むような妥協点を見いださなければ住民が安心して生活できる地方分権は実現できない.

 しかし,三位一体改革を例に挙げれば,現実には中央省庁と地方の財源の奪い合いの感が強い.本稿では,三位一体改革の概略と医療への影響について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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