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特集 在宅医療を支える地域連携システムとは 在宅療養を支える地域連携システム事例
在宅療養支援診療所から作り上げる診療連携
著者: 神津仁1
所属機関: 1神津内科クリニック
ページ範囲:P.824 - P.826
文献購入ページに移動 医療連携もしくは診療連携に関して,旧来から慣習的に「病診連携」と言われてきた.病院と診療所との連携という意味で使われていた言葉ではあるが,診療所側にとっては違和感がある.
筆者は以前より「どこが主体的になって連携をするかでこの言い方を使い分けたほうがいい」と提案してきた.10 年前から,われわれは「世田谷区若手医師の会」を立ち上げて,診療所と診療所との連携を推進してきた.ここでの連携は「診診連携」であり,患者を病院に紹介する場合には,診療所から病院への連携,という意味では「診病連携」が正しい.最近では,こうした影響からか「病病連携」という言葉も一般的になってきた.
筆者は以前より「どこが主体的になって連携をするかでこの言い方を使い分けたほうがいい」と提案してきた.10 年前から,われわれは「世田谷区若手医師の会」を立ち上げて,診療所と診療所との連携を推進してきた.ここでの連携は「診診連携」であり,患者を病院に紹介する場合には,診療所から病院への連携,という意味では「診病連携」が正しい.最近では,こうした影響からか「病病連携」という言葉も一般的になってきた.
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