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特集 検証 平成18年診療報酬改定
リハビリテーションのあり方と新体系
著者: 江藤文夫1
所属機関: 1国立身体障害者リハビリテーションセンター更生訓練所
ページ範囲:P.970 - P.974
文献購入ページに移動平成18年度の診療報酬改定では,近年の医療における公的支出削減の大原則が貫徹されたが,リハビリテーション医療に関してはマイナス報酬以上に深刻な方向性が懸念されるものであった.その特徴である疾患別の報酬体系導入と施設基準の大きな変更は,急性期医療からの定額支払いの枠組みへの移行が想定されているのかもしれないが,両者ともリハビリテーション医療のあり方に影響し,サービスの質の低下を招きかねない.
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