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文献詳細

雑誌文献

病院65巻12号

2006年12月発行

文献概要

連載 クロストーク医療裁判・10

狭心症事件―生存していた相当程度の可能性―最高裁平成12年9月22日判決の事例から

著者: 望月千広1 畑中綾子2 落合武徳3

所属機関: 1東京地方裁判所 2東京大学大学院法学政治学研究科 3千葉大学大学院先端応用外科

ページ範囲:P.1007 - P.1011

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事案

 Aは,平成元年7月8日午前4時30分ころ,突然の背部痛で目を覚ましましたが,しばらくして軽快しました.Aは,自分で自動車を運転して医療法人社団Yが経営する病院(以下Y病院)に向かいましたが,途中で背部痛が再発したため,息子Xに運転を替わりました.

 午前5時35分ころ,AはY病院の外来の受付を済ませ,まもなくB医師が診察を開始しました.

参考文献

1) 新美育文:判例評釈「私法判例リマークス 2002 上」,p 60,2002
2) 溜箭将之:判例評釈「法学協会雑誌」118 巻 12,p 146,2001
3) 杉原則彦:判例評釈「最高裁判例解説」54 巻 4 号,p 199,2003
4) 前田順司「医師の注意義務違反と因果関係」 医事法判例百選, p 164, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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