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特集 検証 平成18年診療報酬改定
巻頭言
著者: 猪口雄二1
所属機関: 1医療法人財団寿康会寿康会病院
ページ範囲:P.955 - P.955
文献購入ページに移動 平成18 年診療報酬改定は,従来の改定とは大きく異なる改定であった.診療報酬改定に先駆け,中医協改革が行われメンバー構成が変更された.その結果日本病院団体協議会が結成され,中医協に2 名の病院代表が入ったのである.
そして診療報酬改定の枠は史上最大の-3.16%となった.これは内閣府が決定し,さらに医療提供の方向性は社会保障審議会の医療部会,医療保険部会で決定され,中医協はその決定に沿うように配分を決める場になった.結果から見ると,-3.16%という数字以上に医療提供体制に大きく関わる改定となった.
そして診療報酬改定の枠は史上最大の-3.16%となった.これは内閣府が決定し,さらに医療提供の方向性は社会保障審議会の医療部会,医療保険部会で決定され,中医協はその決定に沿うように配分を決める場になった.結果から見ると,-3.16%という数字以上に医療提供体制に大きく関わる改定となった.
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