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特集 新しい臨床教育手法―シミュレータの活用 トレーニングラボの実例:大学
国立大学法人愛媛大学医学部附属病院 低侵襲がん治療センター附属低侵襲手術トレーニング施設
著者: 渡部祐司1
所属機関: 1国立大学法人愛媛大学医学部附属病院低侵襲がん治療センター附属低侵襲手術トレーニング施設センター
ページ範囲:P.217 - P.219
文献購入ページに移動従来外科医は,先輩医師達の技術を見て覚え,一例一例の臨床経験から自分なりの技術体系を作り上げてきたと言える.一方,1990年代より急速に進歩しつつある内視鏡外科領域では,従来の開胸,開腹という通常の視覚,触覚が使える手術とは異なり,2次元,鉗子を介した触圧覚,腹(胸)壁を0点とした点対称で動く特殊な環境での手術であり,もはや従来の見よう見まねの技術習得では,満足できる技術レベルに達するのは困難である.
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