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文献詳細

雑誌文献

病院65巻5号

2006年05月発行

文献概要

特集 外来機能はどうあるべきか 事例に見る外来機能

“住民立病院”の患者視点を重視した外来分離例

著者: 近藤泰正1

所属機関: 1特定医療法人西陣健康会

ページ範囲:P.395 - P.397

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この数年,中規模病院の外来機能を隣接地に移転する例が相次いでいる.各病院ともおのおのの事情があると思うが,基本的には政府の進める医療提供体制の改革(病・診機能分化)と,それを政策誘導するための病院と診療所の診療報酬格差に対応する手段と考えられる.当院も,2004年4月に,在宅医療のみ行っていたクリニックに,堀川病院の外来(婦人科・検診部以外すべて)を移転した.当院の場合,上記の理由以外に,地域の要望や現在の医療制度改革に対応するため,組織全体の改革構想の一環として外来移転を行った.以下にそのプロセス等を記す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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