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文献詳細

雑誌文献

病院65巻7号

2006年07月発行

連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第138回

手術部の建築と運営のモデル―CDC ガイドラインへの対応論議を超えて

著者: 柳澤忠123 山本和典4

所属機関: 1名古屋大学 2名古屋市立大学(建築学) 3健康デザイン研究会 4久米設計・建築設計部

ページ範囲:P.594 - P.598

文献概要

 現在,日本の多くの病院では「せめて手術部だけでも新しく建て直したい」と考えておられるだろう.新しい手術部にはシャーカステンではなくコンピュータ連動のモニターが必要だろう.大学病院だと手術用ロボットを導入できる大きな手術室が現実味を帯びて議論されている.米国の CDC ガイドライン以来,清潔管理が見直されて,職員は靴を履き替えず,患者は病棟のベッドのままで手術室に入室してよいらしい.このように新しい手術部建築を巡って盛んな議論が展開されているのではないだろうか.

 われわれ健康デザイン研究会手術部部会としては,これからの手術部建築・運営のモデルを提案したい.

参考文献

1) 柳澤 忠:手術部の建築と運営の計画.病院 61(3):238-243,2002
2) 柳澤 忠:手術部の建築と運営の調査.病院 61(4):321-326,2002
3) 柳澤 忠:経験を活かして次世代モデルを探る―手術部建築による看護動線,総合看護 39(2):5-13,2004
4) 山本和典:第 25 回総会特集(4)一般演題―クリーンホール型手術部の実績・その 2―3 病院の比較による考察.日本手術医学会誌 25(4):78-81, November 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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