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連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第153回
名古屋セントラル病院
著者: 相川裕行1
所属機関: 1東海旅客鉄道株式会社 建設工事部建築工事課
ページ範囲:P.876 - P.881
文献購入ページに移動 昭和27年に建設されたJR東海総合病院は,老朽施設の更新として新築移転が計画され,「名古屋セントラル病院」という全く新しい病院として生まれ変わった.プロジェクトを始めるに際し,コンセプトとして掲げられたのは,3大成人病(心疾患・脳血管疾患・癌)の治療と予防医学の充実を軸にした高度先進医療の提供と,全室個室による療養空間の充実であった.また,安全性と利便性の高さを兼ね備えるために,免震構造とライフラインの多重化による災害時の安全性の確保と,電子カルテシステムの全面採用による院内情報の電子化が計画された.
建築計画を進めるに当たっては,高度な機能を効率よく建築的に納めるとともに,新病院の理念である「患者さまの立場にたった,安心で,快適な,まごころのこもったサービスの提供」に基づき,患者中心の建築空間の実現に向けて,発注者と設計者が議論を重ね,アイデアの積み上げを行った.
建築計画を進めるに当たっては,高度な機能を効率よく建築的に納めるとともに,新病院の理念である「患者さまの立場にたった,安心で,快適な,まごころのこもったサービスの提供」に基づき,患者中心の建築空間の実現に向けて,発注者と設計者が議論を重ね,アイデアの積み上げを行った.
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