文献詳細
特集 躍進するアジアと病院戦略
文献概要
グローバル産業としての医療
日本の医療に閉塞感が漂っている.現場では,医師不足と収益悪化.制度面では,財源不足と医療費抑制など,暗い話題ばかりである.現実を直視した厳しい現状認識は大切だが,それだけでは新しい発想は生まれない.
内向き,後ろ向きになりがちな医療の議論を,少しでも外向き,前向きなものにできないか.そうした発想転換のための一助として,「グローバル産業としての医療」について論じてみたい.
日本の医療に閉塞感が漂っている.現場では,医師不足と収益悪化.制度面では,財源不足と医療費抑制など,暗い話題ばかりである.現実を直視した厳しい現状認識は大切だが,それだけでは新しい発想は生まれない.
内向き,後ろ向きになりがちな医療の議論を,少しでも外向き,前向きなものにできないか.そうした発想転換のための一助として,「グローバル産業としての医療」について論じてみたい.
参考文献
1)『通商白書』2007年
2)『Singapore Medixine』〈http://app.singaporemedicine.com/asp/new/new0201c.asp?id=881〉
3)『CII-Mckinsey & Company Report on Healthcare in India : The Road Ahead』〈http://www.ciionline.org/bookshop/defaultc878.html?catid=4&catids=&parentid=&typeid=1〉
4)『AERA』2006年1月2日号p.51
5)Steven Spear : Fixing healthcare from the inside, today. Harvard Business Review 2005
掲載誌情報