文献詳細
連載 医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・18
文献概要
2006年4月の診療報酬改定に伴い,大腿骨頸部骨折の地域連携クリニカルパス(以下,連携パス)を導入し実施した場合に,保険点数が算定できるようになった.当院も,これまで連携してきた回復期リハビリテーション病院からの声掛けで,すぐに取り組むことになり,2006年10月から運用が開始された.当初,医療ソーシャルワーカー(以下,MSW)は,連携パスに関わることに戸惑ったが,試行錯誤しながら,単なる転院の窓口としてではなく,関わることの意義を見出し,日々専門性を探っている.その経過を報告する.
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