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文献詳細

雑誌文献

病院66巻12号

2007年12月発行

文献概要

特集 病院におけるIT化の新局面

【座談会】電子カルテをここまで活用している

著者: 紀ノ定保臣1 酒井順哉2 平川秀紀3 神野正博4

所属機関: 1岐阜大学大学院医学系研究科医療管理学講座医療情報学 2名城大学大学院都市情報学研究科保健医療情報学 3山形市立病院済生館 4特別医療法人財団董仙会恵寿総合病院

ページ範囲:P.1013 - P.1020

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神野 本日は,テーマを「電子カルテをここまで活用している」と銘打って,各方面でご活躍の先生方にお集まりいただきました.電子カルテは普及も進み,その役割や導入の利点といった議論は既に終わっていると理解してよい時代ではないでしょうか.そこで次の段階としては,電子カルテによって集めたデータの活用法ではないかと思います.

 また,今年国が打ち出した「医療・健康・介護・福祉分野の情報化グランドデザイン」は広い範囲での情報化の指針です.あるいは2011年までに必須化されるレセプトオンライン化,あるいは特定健診のコード化によっても,さまざまな情報が否応なしにデジタル化されることになります.まさにこういった時代に,私たちは電子カルテとどうつきあっていくべきかを考えてみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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