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文献詳細

雑誌文献

病院66巻12号

2007年12月発行

文献概要

連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第155回

大阪府済生会中津病院

著者: 川島克也1 土井一浩1 下坂浩和1

所属機関: 1株式会社日建設計

ページ範囲:P.1062 - P.1067

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都心型病院の再生整備

 大阪府済生会中津病院は1916年に創立され,1935年に現在の敷地に移転開院して以来,70年以上にわたって都心・地域の医療活動に貢献してきた.1980年代には高層棟3棟を増築する第1次整備計画により拡大発展を遂げ,医療・福祉・保健の3本柱を担う済生会中津医療福祉センターを形成するに至った.しかしながら近年のめざましい医療技術の発展への対応に加え,より良い医療の提供を実現に向けた病院施設のニーズに応えるため,今回第2次整備計画が執り行われることになった.

 計画の基本方針としては,下記の3点が掲げられた.

・都心立地を最大限に生かす

・設立時の理念・歴史を継承する

・既存建物を有効活用する現地建替えとし,病院を運用しながら改修する

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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