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文献詳細

雑誌文献

病院66巻2号

2007年02月発行

文献概要

特集 介護保険施設と医療のあり方

介護老人福祉施設からみた今後の介護保険施設と医療

著者: 本永史郎1

所属機関: 1社団法人全国老人福祉施設協議会老施協総研/特別養護老人ホーム御薗寮

ページ範囲:P.121 - P.125

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 平成12年の介護保険制度開始から6年が経過し,平成18年4月には改正介護保険法も施行された.その間,「介護サービス」を取り巻く社会環境も大きく変化し,サービス利用者のニーズも多様化していることは,誰しもが認めるところである.また,平成15 から導入された施設入所の必要性の高い方の優先入所指針の導入により,介護老人福祉施設における利用者の重度化は一層進んでおり(図1),それに伴い利用者の持つ医療的ニーズは増大し多様化している.

 一方,介護保険施設と位置づけられている「介護療養型医療施設」は平成 23 年までに廃止されることとなり,同時に医療療養病床の床数も削減されることになっている.これにより,これまで介護・医療療養型施設を利用していた方々も今後,介護老人福祉施設を利用することが想定される.

参考文献

1)全国老人福祉施設協議会/老施協総研:特養における健康管理,医療提供体制に関する調査研究報告書,1-53,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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