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連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第146回 ホスピス二題
組合立国保中央病院緩和ケアホーム『飛鳥』
著者: 河崎邦生1
所属機関: 1株式会社内藤建築事務所設計本部
ページ範囲:P.262 - P.265
文献購入ページに移動奈良県で初めての緩和ケア病棟となる『飛鳥』は,治療が困難となったがん等の末期患者の身体的,精神的な苦痛,孤独,不安などを軽減し,最後まで尊厳をもって過ごすことができるように手助けするための施設である.既存の緩和ケア病棟の多くは一般的な病棟に近いしつらえであるが,飛鳥では「住み慣れたわが家のように」をメインテーマにすえ,末期患者さんがわが家にいるような気持ちでご家族と快適に過ごしていただけるように,最適な空間と医療機能の融合を目指した(写真1).
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