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特集 医療連携における看護師の役割
東大病院における退院支援の現状と課題―地域医療連携室において看護職の果たす役割
著者: 柳澤愛子1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院地域医療連携部
ページ範囲:P.386 - P.390
文献購入ページに移動東京大学病院地域医療連携部(旧医療社会福祉部)は,中央診療部門として各診療科と地域の医療機関の連絡調整を行い,患者が適切なケアが受けられるように退院支援を行う部として 1997 年 4 月に設置された.筆者は,医療・介護・福祉のコーディネーションを専門に行う看護師(在宅医療コーディネーター)として開設当初から関わってきた.特定機能病院である当院に,退院支援・在宅医療の推進を専門に行う部署を置き,多職種の専任スタッフが全診療科の入院患者を対象に退院支援を行うことによって,患者・家族が安心し満足できる早期退院が可能になった.
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